えっと、昼休みでガス置換待ちの時間にアップできるところまで写真と簡単な解説を。
初日はお昼前にSFOを飛び立ち、McCallan Airportまで一時間ちょっとのフライト。McCallan AirportからはLas VegasのStripがよく見えて、車でもあっという間ですね。流石良くできたリゾート地、という感じです。荷物をとり、予約してあったBudgetのカウンターへ。なんとか手続きをして、レンタカー会社のバスに乗り込み車を受け取りました。事前に傷のチェックをしないといけなかったのですが、すっかり忘れて出口のところで何も書かずにおばちゃんにサインさせられてその書類は取り上げられました。(これが後でちょっと不安材料に)。12時半頃に空港に着いていたのですが、なんだかんだで結局レンタカー屋を出たのが2時半頃。
町からの脱出にちょっと手間取りましたが、無事US93に乗り一路Grand Canyonへ向かいます。大体5時間と聞いていましたので、ホテルをとってあるGrand Canyonの近くのTusayanの町に着くのは暗くなりそうです。30分ほど走ると、検問が。とりあえずすっと通されましたが、何かな?と思っているとやがてHoover Damに。そう、New Deal政策で作られた有名なダムですね。またLas Vegasの町はこの建設に携わった人たちの娯楽施設から始まった、というダムです。(HooverはStanfordにあるHoover Towerと同じく31代大統領Hooverにちなんでいるようです)時間がないので観光は帰りにすることにして、Kingmanという町を目指します。ダムを過ぎると今度は反対車線が検問中。どうやらアメリカの有名建造物であるHoover Damに対するテロを警戒しているのでしょうか。その後、途中ひたすらまっすぐな道があって帰りに測ったら48kmくらい直線でした。そうこうするうちにI-40との分岐点のあるKingmanで給油休憩。その後I-40をひたすら東進。どんどん暗くなってきました。Grand CanyonにはWilliamという町からAZ-180で北進しますが、そのあたりで恐れていたようにあたりは真っ暗、ちょっと町に入ってしまったりして道に迷いつつ、なんとかAZ-64に入り、暗闇の中走り続けて、ようやくTusayanの町に(といっても非常に小さな町ですが)7時半頃到着。ホテルに入り時計を見ると、あれ?8時半。そう、NVとAZは1時間の時差があったのですね。損した気分で、とにかくチェックインをして、レストランもしまってしまったので、ガソリンスタンド併設のショップで食料を仕入れ、部屋で食べてました。
翌朝、Grand Canyonへ。ここからだと車で5分もかからずにSouth Rimのゲートにたどりつきます。
ゲートをくぐってしばらくすると有名なMather Pointと呼ばれるところに。早速車を降りてみてみると、このような景色が広がっていました。
下の写真はMather Pointから見えるBright Angel Canyonと呼ばれる峡谷です。
午前中はEast Rimへ車で行き、いろいろなポイントで峡谷美を楽しみました。
午後は車をおいてシャトルでWest Rimへ。途中下車して、Rim Trailの一部を歩きましたが、雪が残っている断崖すれすれのところを歩いたりして、あとで思えばよく死ななかったなぁ、という恐怖を感じつつ、終点のHermit Restへ。しばらく休憩後、夕日に映える峡谷を楽しみつつ、South Rimへ戻りました。
意外だったのは、これまで写真などでGrand Canyonは岩だらけのところなんだろう、と思っていたのですが、上には森林が広がっているのですね。この日も鹿を10頭くらいみましたし、コヨーテも1匹歩いていました。また、上は標高2000mを越えていて、この時期でも雪が残っていることです。ほんとに今から思えばよくあんなところを歩いたものです(写真を撮る余裕が無かったのが残念です。ほんとに数10cm滑れば1500m下まで転落するところでした)。
ということで1日でGrand Canyonは見終わってしまいました。本当なら谷底の方へTrailしたいところでしたが、ご両親が一緒だったのと、雪があって危ないのとで断念することに。次の日どこへ行こうか、ということが問題になりました。
ということで、実験の時間です。続きはまた。